DavePerthのオーストラリア生活記&海外旅行記

オーストラリア永住者の現地情報(生活・サーフィン・アウトドア)や海外旅行記など

Road to オーストラリア永住権⑤

さて2月に入りいよいよ学校のメインコースが始まったのだ。

コース開始前に受けた留学生用のオリエンテーション中、他のコースを受ける留学生と知り合い話す事がちょくちょくあったのだが、どうやらいきなり何の準備も無く来てすぐメインの専門コースに行く人は殆どいないみたいだ。

皆ここTAFEや他の語学学校がやっている準備コースを受講し、英語だけでなくレポート(アサイメント)の書き方やプレゼンテーションの練習したりして、それなりの経験を積んで異国での新しい留学生活に臨んでいるらしい。

語学学校に行くという選択肢すら考えなかった俺には全く知らない話だったし、既にこのTAFEのシステムに慣れてるらしい多くの他の学生達から大きく後れを取ってるような気がしていや~な予感がしていた。。

 

そして最初の授業に行ってみてさっそく大きな後悔と焦りが。。

そう、最初の授業は俺の天敵パソコンを使った授業だったのである。。

教室に行くと知らないオージー達に囲まれ、当たり前だが英語で授業が始まる。

全く慣れていない環境の上にしょっぱなからパソコンの授業である。

まず本当に当時俺は原始人で、来る前友人から絶対せめてEメールアドレスくらいは作ったほうがいいと言われメールのやり方を練習したりしてきたくらいで、パソコン画面を開いたり閉じたりとかもままならないレベルだった。

この日の授業はWordの授業だったのだが、オージー達は高校で基礎的な事は終わらせているらしく、皆にとっては復習みたいな感じで周りはどんどん進めて行く。俺だけ全く何が起こってるんだかわからない状況で回りが進んでいきパニックになった。

本当に冗談抜きに猿の惑星に自分が一人迷い込んだくらい状況が分からなかった。

 

全く何も分からない状況の俺を先生が見かねて、アドバイスされたのは、、

 

”今後レポートとか全てタイピングされた物で提出しなければならないので、ワード・エクセル・パワーポイント等の基礎的な事が出来ないと一つの科目も修了することが出来ない。ましてブラインドタッチも出来ないようでは何一つ出来ない、終わりだ、死んでしまえ(そこまでは言っていないと思うがそれくらいの宣告を受けた)

 

的な感じで言われてしまったので、もう日本に帰るつもりもない俺はその日午後の授業が終わってから毎日学校のライブラリーでひたすらパソコンに向かいまずはブラインドタッチの練習を繰り返しやった。

その甲斐あってか2週間程でブラインドタッチがマスター出来た。

しかしこれでようやくただピッチに建てただけである。まだ実質ワードの授業を何も進めていない。。

パソコン以外の授業は何とかついて行けてたのでとにかくパソコンの授業を何とかしていかなきゃならない。パソコンクラス担当の”ザ・ババア”といった感じのいかつめのおばさん先生に職員室に追い込みを掛け、

”とにかく補習をしてくれ、俺を助けてくれ、俺にはもう帰るところがないんだからイエスと言うまでここを動かん!”

と半分脅迫のような感じで通常時間外労働など極端に嫌うオーストラリア人の先生から何とか補習の約束を取り付け、午後の授業が終わってからワード・エクセルの基礎から教わり徐々に皆に追いついていった。

その甲斐あってかこの科目を何とか無事落とすことなくでパスすることが出来て、おばさん先生も肩の荷がおりたのか、また面倒臭い奴から解放された解放感からか心底ほっとした顔をしていた。。

 

勿論パソコン以外にも授業があるわけで、ツーリズムに関する事は勿論一般教養などもあった。そっちもそっちでまずレポートの書き方とかの基本が分かってないので、また苦労した。

レポートには何やら形式があるらしく、その形式を取り入れた上で起承転結をうまくまとめなければならない。最初はまたパニックが訪れたが、パソコン授業の時で少し免疫が出来たのか開き直っただけなのか、分からない事は全て先生に聞きまくった。

先生の迷惑とか周りの事なんか知ったこっちゃない。

何せわからないんだから、こっちは。

その上こっちは何が何でもコースを制覇しなければいけないという自分自身へのミッションがあるのだから必死だ。迷惑そうに半身になって俺の質問をさっさと終わらせて教室を出ようとする先生上手く体を入れてブロックし自分の聞きたい事をひとつひとつ聞いていった

その甲斐あってか他の授業も何とかクリアしていき、最初慣れなかったプレゼンテーションとかにも徐々に慣れていき、結果最終的に一つの単位も落とすことなく一年目を終えることが出来たのであった。

いやー、でもなりふり構わず聞きまくったりして良かった。先生達は迷惑そうだったけど、付き合ってくれて大きく感謝したいと思う。自分でも達成感を強く感じたし。あまり今まで勉強で達成感を感じた事が人生でなかったが、留学を決めてから英語を一からやり直し、何とか一年目の勉強を異国の地で終わらす事が出来た事はひとつ小さな自信になったと思う。

 

そして2年目に入る前にご褒美の長い夏休みが待っていた。