DavePerthのオーストラリア生活記&海外旅行記

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中国から中央アジア ~シルクロード横断ディープ旅~ キルギスタン編⑥

アルティン・アラシャン~カラコル>~美しい山を下るとローカルのパーティーに出くわし、またウォッカ攻撃をくらう~

 

 

桃源郷との別れ》

翌朝は泊まったところで朝食を食べて9:00頃出発した。本当はもっと奥までトレッキングしていきたかったが、マタンの残金と帰国の日程が押し迫っていたので一泊しただけで下山することになった。

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朝の山の風景。まだ桃源郷にいるのを実感する

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天気が良いと奥の雪山まではっきり見える

天気も快晴で人も全く歩いてなくすいすいと進んで行く。

途中振り返ると泊まったハイジの村が遠くに見え、その奥には煌々とそびえ立つ雪山が見える。この素晴らしい景色ともお別れし、また前を見て進んで行く。行きに馬に乗りながら登って来た道を、今度はひたすら歩いて降りていく。やっぱり山は歩くものだ、全然気持ちいい。

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桃源郷よ、さようなら。ここもまたいつか来たい

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さあて、今日は存分に歩くか!

空も眩しい程青く、崖の下に延々と続く渓谷と高い針葉樹林の木々のバランスがたまらない。しばらく2時間以上休みなく歩き続けてランチにした。質素にパンとスープをさっと作って済ませた。

ここでもマタン持参の携帯ストーブは重宝し、あっという間にスープを作ることが出来た。これは是非今後俺もアウトドアライフに活用していこうと思った。

ランチを食べ更にお茶を嗜んでいると、西洋人カップが下山してきた。そこでお茶に呼び話をしていると、彼らはアメリカ人カップルで中国のカシュガルからキルギスタンに入国し、これからタジキスタンウズベキスタンと旅を続けるらしい。

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見事な針葉樹林の芸術


ディープすぎるシルクロード中央アジアの旅 (中経の文庫)


D15 地球の歩き方 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々 2019~2020 (ウズベキスタン カザフスタン キルギス トルクメニスタン タジキスタン)

 

《地元パーティにお邪魔・ウォッカにKOされる》

そして十分な休憩を取った後ひたすらハイペースで歩き続けて疲れて来た頃、もうそろそろトレッキングを始めた麓に近づいてきたな、と思っていると何やら人の気配がし始め近づくと子供達が沢山いて声を掛けて来た。

その場のノリで例の如く子供達について行ってみると、往路では気付かなかったが森の奥に大きな芝生の空き地があり、そこで何家族もの集団がパーティーを開いていた。子供達は皆そのパーティーの参加者だった。

見るとさっきのアメリカ人カップも既に御呼ばれされており、大きな敷物の上で現地の親父たちに囲まれている。目が合うと“あっ、お前たちも捕まったか”と苦笑いを交わしてきた。

そこで食べ物が振る舞われたのだが、そこには当然のようにウォッカもあり俺達にも回ってきた。アメリカ人カップルの苦笑いの訳はこれか。。まだ俺達もトレッキングが終わったわけじゃないのに、ウォッカストレートはきつい!

この集団は町の学校の子供達とその親達といった構成らしく、つたないコミュニケーションの解釈からすると、子供達の卒業記念でここまで来てパーティーをやっているらしく、やたらお互い写真を撮りまくっている。

当然俺達も全ての写真に入るよう指示される。離れた所ではお母さん集団が固まっており、そっちにもいってみるとお母さんたちはお茶を作っていて、それをご馳走になりながら上手くウォッカ攻撃をかわしていた。

ただ子供達に呼ばれて戻ると、やはり例の如くウォッカの一気飲みを皆で順番に行なっており、何倍か飲まされてきつくなって来たのでアメリカ人カップルと共に頓挫した。

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パーティの集合写真。ただウォッカの空瓶を見るだけで吐き気がしてくる。。

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せっせとお茶をこさえるママさん軍団。ここにいる間だけはウォッカ地獄から逃れられる

まだ車を拾えるところまで30分以上あるので最低それくらいは歩かなくてはならないのだが、すぐにウォッカが効いて来て今日は皮肉な程晴れてやがるので日光もきつく、ぐるぐる頭が回った状態で歩き続けた。

よってその後どうやって乗合いバスを捕まえたのか、どこで降りたのか、はたまた金を払ったのかさえ全然覚えていない。。。

 

そしてバスを降り、そのままアメリカ人カップルと4人ですぐ近くのロシア正教の教会に寄ってみた。ここは木造の造りが売りの面白いデザインの教会なのだが、頭が痛くて俺はそんな造りのことなどどうでも良かった。

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ロシア正教の教会。ファンシーだがウォッカにやられた俺はどうでも良かった

そして町に戻るとアメリカ人カップルと別れ、町で見つけたカフェに行きそこで酔い覚ましにコーヒーを飲んだ。

そこではアメリカ人の男2人組がいて何かボランティアで来てるみたいだ。しかしここキルギスタンには、ボランティアや英語教師に扮してアメリカからCIAのエージェントが来ているとの噂が絶えずあるので、俺とマタンはそのアメリカ人を見ながらあいつら怪しいな、スパイじゃないのか?と疑っていたが、結局こいつらは腹が出てだらしない体をしてるから違うか、という結論を出し勝手に盛り上がっていた。

 

そして麗しのあのホテルに戻ると例の親方も出迎えてくれて、また更に一泊していっていいという。正直ウォッカで頭がくらくらしてトレッキングの疲れで移動する気も起きないので助かった。

夜はもう作る気になれずいつものファストフードという食堂でディナーを済ませた。宿に戻ると親方が親切にも地下のサウナ室でシャワーを浴びさせてくれた。暖かい湯のシャワーが出て最高だった。

本当にここの人達には感謝感謝だ。

ここにももう一つ桃源郷があったな!

 

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